株式会社クラレ　新潟事業所

株式会社クラレ　新潟事業所について

新潟事業所は、新潟県北部の胎内市に位置し、
櫛形山脈に臨む胎内川沿岸の豊かな自然環境に立地しています。
メタクリル樹脂、ポバール樹脂、医農薬中間体、電子材料などを生産するほか、
2011年には＜クラリティ＞、2012年には歯科材料の新規プラントが稼動開始するなど、
クラレの化学事業を支える基幹事業所です。

事業活動に伴う情報公開や災害発生時などの対応を円滑にするため、
行政や地域代表の方々と意見交換も行っています。
また、地域のためにクラレが貢献できることを考え、
福利厚生地区の桜を一般公開したり、文化展・文化公演、スポーツ大会を開催するなど
地域の方々との交流を大切にしています。

化学メーカーならではの活動として、
実験や体験を通じて子供たちに化学の楽しさを知ってもらうため、
小学校高学年を対象にした「ふしぎ実験室」を開催しています。

これからも地域社会との共生をめざし、
「地道で継続できるクラレらしい活動」「社員全員が参加できる活動」を基本姿勢に、
地域と密接した交流活動を続けていきます。

企業概要

企業・団体名

株式会社クラレ　新潟事業所

業種

素材・化学医薬品・化粧品・ヘルスケアゴム・ガラス・セメント・セラミックス

会社の特徴

上場企業
グローバル展開中
資格取得支援制度あり
社宅・家賃補助制度あり

事業内容

樹脂ポバール樹脂・フィルム、PVB樹脂・フィルム、EVOH樹脂・フィルムの製造、販売
化学品メタクリル樹脂、イソプレン系化学品、ポリアミド樹脂、メディカル関連製品の製造、販売
繊維ビニロン、人工皮革、不織布、面ファスナー、ポリエステル繊維の製造、販売
その他炭素材、水処理用高機能膜・システムの製造、販売

資本金

890億円

設立年月日

1926年6月

代表者氏名

伊藤正明

株式公開

東証一部上場

従業員数

3327名　2015年12月時点

本社所在地

〒9592691 新潟県胎内市倉敷町2番28号

沿革

クラレは1926年に化学繊維レーヨンの事業化を目的に「倉敷絹織」として岡山県倉敷市に誕生しました。
1950年代には世界初の国産合成繊維としてビニロンを事業化し、木綿に代わる合成繊維として学生服などで一世を風靡しました。

1960年代には天然皮革の構造を再現した人工皮革<クラリーノ>の開発やポリエステルの技術導入を行いました。また、日本で初めて国交回復前の中国に対してビニロン製造プラントの輸出を行いました。

1970年代には、世界初の合成法によるイソプレンケミカル製品の事業化、ガスバリアー性の高い機能樹脂<エバール>、歯科材料・人工臓器・コンタクトレンズなどのメディカル事業、外資との合弁による不織布事業など、新規事業を相次いで立ち上げました。

1980年代には米国に<エバール>の合弁会社を設立し、海外展開の足掛りを築いた他、オプトスクリーンの生産を開始しました。

1990年代には熱可塑性エラストマー<セプトン>、<クラロンK-Ⅱ> 新規PVA系繊維、<ジェネスタ> 耐熱性ポリアミド樹脂を事業化しました。また、ベルギーに<エバール>、シンガポールにポバール樹脂の生産拠点を相次いで設けました。

2000年代に入るとドイツでポバール関連事業を買収し、米国で<セプトン>の生産を開始するなど、重点事業の海外展開を加速しています。

企業情報

株式会社クラレ 新潟事業所