応募書類の作成

転職活動の第一関門・書類選考の突破率をアップさせるコツを徹底解説!履歴書から職務経歴書、WEBレジュメ、添え状、封筒まで、応募書類の書き方をイチから教えます。「頑張って応募しているのに、なかなか面接にたどり着けない」と悩んでいる人、必読です!

キャリアアップの職務経歴書攻略法

即座に&長く活躍できる人材であることをアピールせよ!

現職(前職)と同じ職種や業界への転職を希望するキャリアアップ派と、異職種・異業界への転職を狙うキャリアチェンジ派とでは、職務経歴書で注意すべき点が異なります。ここでは、キャリアアップ転職を実現するための職務経歴書の攻略法を紹介します。

攻略法①即戦力になれることを強調しよう!

キャリアアップ派の強みは何と言っても、すでにその職種あるいは業界での経験があること。現職(前職)で培った経験・能力、知識等を具体例とともに伝え、入社後は即戦力として働ける点をアピールしましょう。特に、年収アップやポジションアップを狙っている人は、応募企業が欲している経験・能力をあなたが持っていて、応募企業に貢献できる人材であることを印象づけてください。

攻略法②転職を希望する理由を“前向きに”説明しよう

キャリアアップ転職の場合、採用担当者に「なぜまた同じ職種や業界を志望するのか?」という疑問を持たれがち。志望動機には転職理由を書いておくといいでしょう。ただし、以前の職場を否定するような表現は避けて。「当社に入ってもすぐに不満を感じてやめてしまうのでは?」と思われてしまいます。

  • お客様とより近い距離で接することができる貴社でこそ、○○できると考え……
  • 製造から販売までを一貫して行う貴社で、より消費者に喜ばれる○○を開発したいと思い……

という具合に、応募先でキャリアアップしたいという前向きな姿勢を示すことが大切です。

攻略法③情報漏洩にならないよう気をつける

キャリアアップ転職の場合、競合他社に応募することもあるかと思います。このとき注意したいのが、現職(前職)の職務内容の記述法です。経験・能力は具体例とともに書くのが大前提ですが、情報の漏洩にならないようくれぐれも注意を。特に、一般公開されていないビジネスやプロジェクト等に関わっている人は、取引先の企業名を「株式会社A」(大手商社)などと書く、商品名は明記しないなどの配慮をしましょう。