応募書類の作成

転職活動の第一関門・書類選考の突破率をアップさせるコツを徹底解説!履歴書から職務経歴書、WEBレジュメ、添え状、封筒まで、応募書類の書き方をイチから教えます。「頑張って応募しているのに、なかなか面接にたどり着けない」と悩んでいる人、必読です!

職務経歴書の作成例

採用担当者の目にとまる職務経歴書とは?

ここでは、職務経歴書のデザイン例を「営業職」「事務職」「技術職」の3職種別に紹介します。職務経歴書を作成する際に役立ててください。

営業職実績を具体的な数字で示す!



iPhoneでWordファイルを開くには、別途アプリをダウンロードしていただく必要があります。

1日付

履歴書と同じ日付を記入します。年号は、全体を西暦か元号(和暦)のどちらかに統一しましょう。

2職務要約

採用担当者が最初に読む部分です。どんな職務経験があるのかだけでなく、仕事への取り組み姿勢や心がけたこと、主な実績・成果を記載することで、採用担当者はその後の内容に興味を持ちやすくなります。文字数は200字くらいを目安に簡潔にまとめるとよいでしょう。

会社名

法人の場合は(株)など省略せず正式名称で記載。合併などにより会社名変更があった場合は、「株式会社○○(現:株式会社△△)」と記載するとよいでしょう。この企業での在職期間を忘れずに記載。年号は提出日に合わせて。

会社概要

会社の事業内容や、「資本金」「従業員」など規模を記載することで、採用担当者は職務内容をよりイメージしやすくなります。

職務内容

経験した職務内容を簡潔に記載しましょう。新商品の企画、チラシ等の提案資料作成、後輩社員の育成など、営業に関する業務以外も経験していれば記載して、幅広さをアピールするとよいでしょう。

営業スタイル

誰に(一般顧客、法人、業種、担当エリア)、何を(商品、製品、サービス)、どのような手法で(訪販、ルート販売、新規)、営業したのかを記載するとよいでしょう。

実績

営業力のアピールは、営業実績(売上金額や比較数値)を数字で表現するのが一番です。年度別などの期間、目標達成率や前年比、もしくは順位(社内○人中○位など)を記載することで、採用担当者は理解しやすくなります。なお、売上金額が公表できない場合は達成率などの数字でもよいでしょう。

アピールポイント

実績を上げるために取り組んだこと、戦略を立てて効率的に営業したこと、工夫したことなどを、事例や上司・顧客からの評価を交えて記載してください。活躍する姿を採用担当者にイメージさせるように記載することで、実績が生きてきます。

社内表彰

新人賞、社長賞、キャンペーン入賞など、表彰されたことを記載しましょう。どのような実績で表彰されたのかひと目で見てわかるように、受賞の年月や簡潔な内容を加えるとよいでしょう。


10マネジメント経験

実績が評価されるに伴い、部下が増え、やがてチーム・組織を率いるようになります。個人の実績だけでなく、担当チームの実績や、どのようにチームをまとめたのか(モチベーションアップやスキルアップなど)等をアピールしましょう。

11退職理由

現在就業中の場合や自己都合で退職して間もない場合、応募先への志望動機と関連する前向きな理由を記載しましょう。話に筋が通り説得力が出ます。

12自己PR

採用担当者は自社で活躍できる人材かどうかを見ていますので、応募企業の営業形態や商材の特徴を把握したうえで、関連する経験やスキル(営業力、マネジメント力、企画提案力、折衝力など)があることを強調しましょう。
得意とする営業スタイルや仕事への取り組み、心がけたことを述べ、そのことからどういう実績を上げたのかをアピールし、採用担当者に即戦力として活躍する姿をイメージさせてみてください。

事務職スキルをアピールするツールと心得よ


iPhoneでWordファイルを開くには、別途アプリをダウンロードしていただく必要があります。

1日付

履歴書と同じ日付を記入します。年号は、全体を西暦か元号(和暦)のどちらかに統一しましょう。

2職務要約

採用担当者が最初に読む部分です。どんな職務経験があるのかだけでなく、仕事への取り組み姿勢や心がけたこと、主な実績・成果を記載することで、採用担当者はその後の内容に興味を持ちやすくなります。文字数は200字くらいを目安に簡潔にまとめるとよいでしょう。

3会社情報

法人の場合は(株)などと省略せず正式名称で記載。合併等により会社名変更があった場合は、「株式会社○○(現:株式会社△△)」と記載するとよいでしょう。また、会社の事業内容や、「資本金」「従業員」など規模を記載することで、採用担当者は職務内容をよりイメージしやすくなります。

4所属歴

所属先が複数ある場合は、「■所属」「■所属歴」といった見出し立てをして、年月・所属先を列記するとよいでしょう。昇格があった場合もこの欄で記載するとわかりやすいです。

5職務内容

事務職の場合、経験した業務内容からある程度のスキルを判断されますので、経験した業務を記載。応募先で生かせるもの、アピールできる経験業務に絞って記載するとよいでしょう。箇条書きで伝わりにくい場合は、簡潔な説明を加えましょう。


6実績

伝えたい内容を一言で言い表せる見出しを立て、本文で仕事上の実績・成果、工夫・改善したこと、上司や周りの社員、顧客からの評価をアピールしましょう。課題に対してどのように取り組み結果につなげたのかを、プロセスや事例を交えて仕事ぶりが伝わるように記載することがポイント。ただし、長文にならないように簡潔に記載してください。

7資格

応募職種に関係なく、免許や資格はすべて正式名称で記載しましょう。ただ、免許や資格が多くある場合は、応募職種に関係のあるもののみに絞ってください。同じ資格については、上位のもののみを記載。応募職種に関係があり、現在勉強中の資格についても記載しておくと、意欲が評価されます。受験予定日まで書いて説得力を持たせましょう。

8PCスキル

事務職の場合、PCスキルの記載は必須と考えてください。ソフトごとに、どのような業務で使用したのか、何ができるのかを記載することで、スキルの習熟レベルをアピールできます。

9退職理由

キャリアアップしたいなど、次の職歴や志望動機につながるような前向きな内容を簡潔に記載することがポイントです。採用担当者は、「~ができないので」より「~したいから」という前向きさを評価しますので、ポジティブな記載がポイント。なお、「一身上の都合」でもかまいませんが、その場合は面接で理由を聞かれますので、前向きな内容で答えられるように準備しておきましょう。

10自己PR

業務改善による作業効率化や制度見直しなどの取り組みによる成果、仕事に対する姿勢や心がけたことをアピールしましょう。営業事務職では、営業サポートの経験や営業スタッフに感謝されたことを強調すると効果的です。また、応募先で求められる経験やスキルを意識し強調してアピールすることで、採用担当者は自社で活躍する姿をイメージしやすくなります。

技術職企業が求めるスキルを厳選して明記しよう


iPhoneでWordファイルを開くには、別途アプリをダウンロードしていただく必要があります。

1日付

履歴書と同じ日付を記入します。年号は、全体を西暦か元号(和暦)のどちらかに統一しましょう。

職務要約

採用担当者が最初に読む部分です。どのようなシステム開発の経験があるのか、経験したプロジェクトの実績を中心に、簡潔にまとめましょう。プロジェクトの中で果たした役割、培ったスキルや経験、心がけたこと・工夫した点などのアピールポイントを簡潔に述べることで、採用担当者はおおよその技術者像をイメージすることができ効果的です。

職務内容

経験したプロジェクトが多い場合はすべて記載せず、応募先にアピールしたいもののみに絞るとよいでしょう。システムの概要、規模、担当フェーズ、自分の役割等を簡潔に記載しましょう。開発環境は、OS、言語に分けるとよいでしょう。

マネジメント経験

スキルだけでなく、業務効率化や管理能力、予算管理経験もアピール材料です。マネジメント経験は役職の有無にかかわらす高評価されます。

コミュニケーション力

技術職の場合も、クライアントとの打と合わせがあったり、社内外のチームメンバーと協働して仕事を進めていくので、コミュニケーション力はぜひアピールしたいポイントです。


資格

応募職種に関連する資格を記載しましょう。現在勉強中の資格についても意欲が評価されますので、記載して前向きな向上心をアピールしてください。また、IT技術に関する最新情報を英語で入手したり、外国人メンバーとのやり取りが発生する場合もあるので、TOEICなどの結果も記載できるとよいアピールになります。

自己PR

得意分野を明確にし、実力をアピールしてください。応募先で求められる経験・スキルを意識し、「~の経験があります」「~ができます」「○○力があり、貴社の○○で生かせます」というように歯切れよくアピールしましょう。SE職の場合、技術力だけでなく、PMやPLの役割を担った経験は、プロジェクトを遂行した実績として高く評価されます。