応募書類の作成

転職活動の第一関門・書類選考の突破率をアップさせるコツを徹底解説!履歴書から職務経歴書、WEBレジュメ、添え状、封筒まで、応募書類の書き方をイチから教えます。「頑張って応募しているのに、なかなか面接にたどり着けない」と悩んでいる人、必読です!

貢献できるポイントを整理しよう

貢献できるポイントを厳選して、採用担当者に「欲しい!」と思わせる

貢献できるポイント探しは、企業・職種の研究から

経験・能力の洗い出し」で見つけ出したあなたの強みは、いわば宝石になる前の原石です。不必要な箇所は削り落とし、転職先で貢献できるポイントを絞り込んでようやく、採用担当者に「いいな」と思ってもらえる宝石になります。では、貢献できるポイントはどうやって絞り込めばいいのでしょうか?答えは企業・職種の研究をしっかり行うこと。企業と職種への正しい理解があれば、応募企業がどのような人材を欲しがっているのかがわかり、より有効かつ適切な貢献ポイントを選び出すことができます。

企業・職種研究でチェックすべきポイントとは?

企業・職種を研究する際にまず目を通したいのが企業情報と求人情報です。企業情報に記載されている事業内容や、求人情報に記載されている業務内容、応募資格、仕事のやりがい、仕事環境などから、どんな人材を募集しているのかを徹底的にチェック。また、その求人が欠員によるものか、それとも新規事業の立ち上げによるものかによっても求められる人材が違ってきますので、採用の経緯・背景もできるだけ把握しておきたいところです。情報収集を行ううちに、あなたが持つ強みのうち、貢献できるポイントとして強調すべき点は何かがわかってくるはずです。

<企業研究でチェックするべきポイント>

  • どのような社風なのか
  • どのような人材を求めているのか
  • どの分野を伸ばしていきたいのか

<職種研究でチェックするべきポイント>

  • とにかく数字を上げてほしいのか
  • ガンガン新規開拓してほしいのか
  • リーダーシップを求めているのか
  • できることを着実にやってほしいのか
  • 新しいアイデアをどんどん出してほしいのか

貢献できるポイントが不足しているときは……

キャリアが浅い場合や、キャリアチェンジの場合は、貢献できるポイントが不足しがちです。そんなときは、不足分をカバーする意欲があることをしっかり伝えましょう。たとえば、不動産関係の企業への転職を希望しているなら、宅地建物取引士などの資格があったほうが貢献できるのは明らか。ですから、宅地建物取引士の資格をとる意志があることを明記しましょう。すでにそのための勉強を始めていることを記述できればより効果的です。